2011年3月27日日曜日

雨ニモマケズ、風ニモマケズ

20110326 本日も早朝より晴天。11℃/1℃ 日中の強風からか夕刻より冷え込む。

本日の作業。屋敷東単棟ハウスベット上げ。
午後針ケ谷圃場にて耕起。
教田、梅畑横田耕起。


震災直後に一度決めたことだが、仕事をしながら改めて思う。


東ニ病気ノコドモアレバ/行ッテ看病シテヤリ/西ニツカレタ母アレバ/行ッテソノ稲の束ヲ負イ」のように労をいとわず手助けをし、、、


私の人生の教訓である宮沢賢治「雨ニモマケズ」。


私は、被災地に行かねば。私の義理の両親はいわき市にいる。


しかし、被災直後に私は一百姓として今いる場にとどまり、相変わらずの農業生活を送ることと決めた。


それが私が今できる被災地、日本、地球に対しての一番の行為だと感じたからだ。


私は百姓である。(時は浅いが、、)
農業は地場がフィールドなのである。
当然生活に必要な物資の調達のため町に買い出しや地域のコミュニティ、義理や見聞のための外出は沢山ある。
しかしそれらを全うするためには地場のフィールドを守ることが前提であると思う。
無論、私欲のためだけではない。
田や畑を耕すことにより河川の増水を防ぎ、
虫や鳥獣生育や天候にまで左右する行動を行い、
田や畑を耕すことを神に祈りを捧げ、感謝し、その恩恵で生活をさせていただいている。

奇麗ごとな話であるが、ある尊敬をする方に言っていただいた事だ。
私はそのことをありがたく素直に受け止めたいし、また、そのことを全うしたいと考えている。

であるからにして、私は地場の地に足をつけ、相変わらずの農作業に勤しむことにした。
幸い、私の周りには全国を行脚できる活動家がいる。大変尊敬できる兄貴分でもある。
他人任せではあるが、その方達のお手伝いぐらいはさせていただいている。

しかし、この地場にいて農作業をしながらでも何かできるのではないかと迷う、
今日この頃である。

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